元正規職員で、退職後は保健センターでバイト中のハイネと申します!
この記事では、いくつかの自治体で掛け持ちパートしている私が、実際に感じている保健センターでのパートのメリットとデメリットをご紹介します!
会計年度任用職員って、つまり非正規雇用
会計年度任用職員とは、2020年4月から導入された、非正規雇用の種類の一つです。
フルタイムとパート、両方のパターンがあります。今まで、「非常勤職員」として働いていた人の多くが、会計年度任用職員になりました。
詳細は省きますが、非常勤から会計年度任用職員に変わって色々と変わりました。
自治体によって違うかもしれませんが、私に起きた変化としては
他にも、細かい書類上の変化がありましたが、実感しているのはこれくらいです。
基本的に待遇が良くなったので、パート・アルバイトをお探しの場合は、「会計年度任用職員だから避ける」必要はありません。
保健センターでパートするメリット
区市町村の保健センターでパートすると、こんなメリットがあります!
時給が高い
保健センターの時給は、区市町村ごとに違います。
大きな市のほうが高いとも限らず、なかなか人が見つからない町も高かったりします。
参考までに、私自身のパートの最高時給は、2300円!時給だけで見ると、医療行為のないわりに高いです。
2020年4月からは、会計年度任用職員になったので、通勤手当も支給されています。
研修など、勉強の機会がある
パートでも、研修の情報がもらえたり、業界紙を借りられたりと、勉強したい・スキルアップしたいというかたには、役所系の保健センターのパートがオススメです。
このご時世、オンライン・zoom研修なども多く、無料で自宅から講義を聞くこともできます。
私も、料理しながら発達障がいについての研修聞いてます!
看護協会に加入しなくても研修の機会をもらえるのは、お得ですよね!
責任が軽い
勤務中に、何かトラブルやわからないことがあっても、「常勤に報告する」というのを最終決着にすることが許されます。
「間違ったことを伝えてしまった」とか「書類を渡し忘れた」ということも、あとから常勤職員さんが、住民に電話したり、届けに行ってくれたりとフォローしてくれます。
もちろん、そういうミスがないように気を付けることは大切です。
でも、トラブルがあっても隠さずに報告さえすれば、あとをお任せできるので、お家に帰って悩むことはありません。
勤務時間内ですべてが完結するのは、心配性・気に病むタイプの人には嬉しいですね。
私は、元々うじうじ悩むタイプですが、フォローしてもらえるお陰で、ストレスなく働けています!
デメリット
楽で楽しいだけの仕事、ではありません。いろいろと不自由なこともあります。
シフトの自由が利かない
保健センターの健診などは、協力してくれる医師のスケジュールに合わせて、年間予定を組みます。
しかもその日程が正式決定するのが、とても遅いです。早めに日程を調整していても、ギリギリで変更になったりします。
基本的に、保健センター側から割り当てられた日程で勤務する形なので、シフトの希望は出せません。大きいな区市町村で、看護師のパートがたくさんいるのであれば、勤務の交換ができますが、地方などで雇用さる人数が少ない場合は、難しいです。
さらに、保健センターの常勤保健師が少ない場合は、割り当てられた勤務日に休むことは難しいです。
そもそも、休むかもしれないという話をする方は採用されにくいです。
保健センターの勤務を最優先にしてくれる人が求められているので、子育てが落ち着いた年代の方や、子育て中でも実家が近くてサポートしてもらえる方が多い印象です。
勤務時間が延びがち
勤務予定は、おおむね〇時までというように伝えられますが、健診などが終らなければ帰れないので、伸びることもあります。
健診後カンファレンスにも参加する場合は、毎回でなければお願いして早く帰ることもできますが、住民の方がまだいる、事業の途中では帰れません。
保健センターは17時15分までの開所のところが多いので、夜までかかることはあまりませんが、私は最大18時まで医師の都合で伸びたことがあります。
意外と土日休みじゃない場合も・・・
最近では、土曜日やっている保健センターも多いです。
がん検診や母親学級を働く人にも受けてほしいからですね。
そのほかにも、市民体育祭やお祭りの救護とか、自治会のイベントでの健康講座を頼まれたりと、「休日でられますか?」と聞かれることもあります。
採用面接のときに「土曜日出られます」というと、採用されやすい・・・かもしれません。
人間関係に気を遣う
もともと、看護職が集うと女性が多くなりがちです。
働きやすい環境だからこそ、十年以上パートしている看護師さんもいるので、一番経験年数の長い「ボス」のキャラクターによって、職場の雰囲気が左右されます。
十年以上パートしている「ボス」ともなると、人事異動がある正規職員よりも年上で、色々と職員の事情知っているので、職員側もボスに気を使っていたり。
毎日顔を合わせるわけではないので、フルタイムの職場よりも気は楽ですが、早い段階で誰がボスか見極めることが、うまくやる秘訣です!
年配の方は、生活に余裕のある「奥様」が、余暇活動で働いているって感じです。基本、おしゃべり多め・・かも?
まとめ
今回は、保健センターで非正規雇用(会計年度任用職員)での勤務をする場合のメリットデメリットをお伝えしました。
なお、保健センターの名称が「健康福祉センター」とか「健康センター」とかいうところもあります。千代田区をはじめ、保健センターの仕事を「保健所」がしている場合もあって、自治体によって、名称がバラバラなので、ご注意ください。
今のところ、私は楽しく働いています!
一緒に地域保健を支えましょう!(笑)
コメント